2014年4月2日水曜日

ゼミと留学中におすすめな"アル"事

ご無沙汰です!

今日、プレゼンがあるものだと思って昨晩徹夜したのに、実際は木曜日で骨折り損の飯塚です。トホホ...

日本では桜が満開の様ですね!モントリオールでは先週末までどか雪で、やーーーっと、やーーーーーっと今週から気温も0℃あたりに戻り始め春の兆しを感じているところです。
いやー、-30℃とかを経験すると0℃は本当に「あ、あったかいな」と感じる様になります。笑


トロントの空港にて。



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まずは散々ほのめかした春休みについてかるーくご紹介します!笑

カナダの大学では1週間だけ春休みが存在しています。名付けて"Spring Break".....ではなく、"Reading Week"....なぜ...笑
一応、中間やらペーパーの締め切りだったりがこの辺りに集中しているのでreadingする人もいるはいるみたいですが、基本ぐーたらしたり旅行したりして過ごします。


かく言う僕は行ってきましたよ!!


アイスランド!!!!

レンタカーをして氷河を見たり、滝を見たり、ひたすら大自然の中に浸かっていました。
日本からではなかなか行きづらい国に(少し)行きやすくなるのも留学のひとつのメリットですね。
スリップしまくったり、異常な強風、大吹雪、ガス欠寸前等々、なかなかトラブルには見舞われましたが生きて帰って来れたということで今では良い思い出ですw

ちなみにアイスランド、めちゃめちゃ物価高かったです。コーヒー2杯とケーキ1個でいくらだと思います?
まさかの、約3000円!!ガソリン代も日本の倍ということで、次回は稼ぎまくってお金に余裕のある大人になって(なれたら)リベンジしに行きたいと思ってます!笑

ちなみに、キャビアだけなぜか200円くらいで買えます笑笑

地獄の凍結路

とても難しい名前のかっこいい教会
@Reykjavik
The Secret Life of Walter Mitty(邦題: LIFE!)
を観た後にこの道をドライブしたときは感無量!



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さて、2年生で留学となると誰もが合格後に気にするのは、

「あれ、僕/私、ゼミ試の頃留学中だどうしよう....」

ではないでしょうか。

ということで少し、2年で交換留学に行った際のゼミ選考について*法学部法律学科である*僕の選考過程を例にご紹介したいと思います。
(*選考プロセスは学部毎に異なります。また、同学部であっても僕のはほんの一例で、違うプロセスでゼミ試験を受ける留学生もいます。参考程度に是非どうぞ。)

  • ゼミの情報集めは早めに。
法学部では通常ゼミの説明会等はたしか2年の11月とかに行われていたと記憶しています。ま、つまり2年で留学に行けばこれには行けないわけなので、合格後速やかにあらゆる手を使ってゼミの情報を集めて、興味のあるゼミを絞って行きましょう。

  • 留学生を受け入れてくれるか。
意外と、交換留学に行って3年の途中から参加、という生徒は受け付けてくれないゼミがあるのでその点は留意しておきましょう。

  • 教授に会いに行く/ゼミを見学しに行く。
面白そうなゼミが本当に自分に合っているのかどうか、教授に直接お話を伺いに行くか、ゼミを見学させてもらえるなら是非見学しに行きましょう。やっぱりゼミ生の雰囲気とかも大事だと思うし!
なにより、留学で通常の入ゼミプロセスには乗っかれないので、代わりにどのように入ゼミ試験を課してもらえるかを聞くことも大切です。メールでも済む用事ですが、教授もエクストラの時間を割いてわざわざあなた用に入ゼミプロセスを考えてくださるので、直接お会いしに行くのが礼儀でしょう。


  • 準備は早めに!!
これはゼミによって異なるからなんとも言えないんですけど、まー基本やっぱり早めに準備しとくのは大切ですね。笑
おれは年末23:59が締め切りのエッセイが入ゼミ課題で、その直前はfinalsがあったのでなかなか時間が割けず、結局旅行先のニューヨークで毎晩エッセイを書いていました。泣
時間をかけた方が間違いなく良いものは出来るはずなので、大変ですが時間を見つけてコツコツ準備して行きましょ!
ちなみに僕はその後モントリオールに帰ってから教授にスカイプ面接をして頂き、無事希望ゼミに入ることが出来ました。
他学科なんですけど、社会学を勉強します!:)

Generalなことっちゃgeneralなことしか書いてない気もしますが.....
一貫して言えることは、交換留学選考通過後から僕らは色々先回りして準備をすることがとても大切になると思います。
ボスキャリに行きたいのならなおさら!ボスキャリについてはこちらの記事参照

もし、上記以外で質問等あれば、コメント欄に残して頂ければこの記事に追記という形で更新致します!:)



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さて、今日の記事は内容盛りだくさんでいきますよーーっ!
次は、留学をより実りのあるものにするある"オススメ"をご紹介します!

その名もずばり、"振り返り会"!!
詳しくはコチラを参照してください!

僕らも留学が半分過ぎた頃に、同じく慶應から派遣されている先輩の提案で始めたのですが、いやこれがとぉっーーーーても良いです。べりーぐぅ〜

というのも、きっと誰しも壁にぶつかり、挑戦し、それに悩み頭を抱え、苦しくなることってあります。
それをこの振り返り会で言葉に出して共有することで、話しながら自分で改善点が見えてきたり、フィードバックをもらって次に活かすことが出来ます。
なによりも、抽象的になりやすい「留学の目標」がとても具体的になるのが個人的には1番この振り返り会から得た大きなものかな。

僕なんかいっちばん最初に掲げた目標は"Study hard, Party hard"なわけで....こんなの達成できたかどうかなんてわからないし、ましてぶれっぶれになりやすい軸なんですね。Vague過ぎ!

だから、この振り返り会を通して、自分の反省点はどこなのか、どうすれば改善出来て、その為には具体的に何をするべきなのか。

それが見えてくるのはとても価値のあることだと思います。
なぜなら、「留学」というと「何か特別な1年間」というイメージを人は持ちがちで、送り出してくれる友人は「一年後の成長した姿を楽しみにしてるよ!!」と言って背中を押してくれるわけなんですが、ただ海外行っただけではなかなか成長は出来ない...というか、基本的にこっちの生活だって日本でしていることと同じです。
むしろ、おれがこっちでもがいている1年間で、日本にいる友人たちがどう成長しているのかが楽しみだよ!といったところが本音だったりもします。

もちろん勉強の量、時間はとても比べ物にはなりませんが、学生として日々お金は節約して、勉強にも遊びにも全力なのは世界共通だと思います。
本当に、生活基盤は一緒だと思っています。留学したからって天才になるわけでも、英語がぺらぺらになるわけでも、社交的になるわけでも、金髪になるわけでもありません。
留学は、いわば環境が変わる故に可能性、チャンス、機会が少し増えると言ったところでしょうか。全てはあなた/僕ら次第です。

そんな中自ずと湧く「あれ、おれわざわざ海外まで留学しにきてなんも成長できてないじゃん....」という焦燥感、絶望感に覆われそうになったとき、
具体的な目標
はとてつもなく心強い道標になります。

1番最初の振り返り会であがった「具体的な目標」の一例をシェアすると、

- Office Hoursにもっと足を運び、わかるまでとことん教授と話し合う。
-Conferenceで必ず発言する。
-予習に追われるよりも、きちんと復習をする。
-etc...

当たり前でなんの変哲も無い目標ばかりに見えるかもしれませんが、「夢の留学」にいざ飛び込むとわかります。なにもかもが新しくて、不安で目の前が真っ暗になりそうな時、小さな、けど確かな灯火はあなたの/僕らの軸を安定させて、留学生活の礎を築いてくれるはずです。






振り返り会、是非試してみてください!:)

留学生活も、残り一ヶ月。


飯塚