2013年11月20日水曜日

井の中のおたまじゃくし



皆さん、二次選考お疲れさまでした!そろそろ合格発表ですね。


今日も元気に、いーつかです。
さて、僕も課題に一区切り着いたところです!



国際政治のFinal Paperを徹夜で仕上げていました!


いやー、他にも提出日の同じ課題があり、ぎりっぎりになってしまった....
締め切りの6分前に提出出来ました!あっぶねーあぶねっ


まあともあれ!
今学期も、残すところあと一ヶ月。フランス語のクイズを2つを倒したら、finalが待っています....





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「留学すれば英語がぺらぺらになる。」


なーんてこと思ってる人、純ジャパには多いと思います。
僕も多かれ少なかれ、心のどっかでそう信じ込んでいたところがあったと思います。




....でも、そんなこと。


ないです。



まあー当たり前っちゃ当たり前です。

交換留学の準備をした(してる)人はわかるかと思いますが、アプライの時点である程度の語学力は既に求められてるしね。

慶應の交換留学の場合は、最低でもTOEFL80は必要だったかと記憶しています。
まあこれも当然っちゃ当然ですね。現地の学生に混じって授業を受けるんだから、最低限授業についていけるだけの語学力がなければ、慶應も派遣をするメリットがありません。


他大学の交換留学システムはまた色々と異なるみたいですが、慶應の交換留学の場合、基本的に派遣期間は1学年期間です。
そしてESL (English as a Second Language)等、語学の授業を履修することなく完全に現地の学生と一緒に授業を受け、同じ課題、試験を課され、同じ評価基準で成績がつけられます。

...まあ純ジャパの僕が代表して言いましょう。


授業についていくのは か な り 大変です。



おっと、留学生ブログにありがちなフレーズでちゃった。

でも本当です。おれも留学する前色んな人から「留学大変」「勉強ばかえぐい」とかっていう話を散々聞いてきて、
「わーったよ、大丈夫頑張るから、めっちゃ勉強するから!」
て生意気に思ってましたが、今その言葉の真意を身にしみて感じています。笑

どんなに家で勉強して、図書館で徹夜をしようとも、授業を理解出来ていなければ意味ないですよね、はい。
日本語で授業を受けるのとはわけが違って、一瞬でも気を抜いたらおいていかれます。僕の英語はマルチタスクしながら、耳に入ってくる英語が理解できる程のレベルではないです...。だから正直、ノートをとるのですら要領よくやらないと本末転倒になりかねない。
小さなクラスでディスカッションのあるクラスは、毎回授業前とても憂鬱で必死で復習しています。それでもクラスメートの言っていることが理解出来ないことは多々...。


帰国生でも大変、という話を聞くんだから、もう「英語」が壁としてある僕ら純ジャパは全部がとっても大変です。


ま、でもその分僕らにしか出来ない成長僕らにしか見えない留学の景色があると僕は信じていますけどね。
(語学力の伸びのことだけを言ったわけではありません!)








語学で劣っている分、何か他の姿勢で補わないといけないと思うんです。


例えば、ペーパーでもディスカッションでも、英語が下手な僕が突出して目立つ為には「面白いアイディア」を出すしかないわけです。
そうじゃないと本当に、ただの「英語も話せないアジア人の交換留学生」になってしまう。




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一ヶ月くらい前。

初めてのペーパーを書き上げて、文法、語彙をチェックしてもらいたくて、学部生のボランティアで運営されているwriting centerみたいなとこに行ったんですよ。

そしたら僕のエッセイ直してくれる人が、口元にやにやしながら、必死で笑いこらえて「ここってこういう意味?」みたいなの聞いてくるんですよ。


いやいや。

これはかなり堪えました。

今でもあのニヤニヤは頭から離れません。...あーイライラしてきた。笑

もちろんおれは全く英語得意ではないし、そりゃネイティブに比べたらひどい英語だったかもしれないけど、ねえ?


TOEFLも最終的には100以上のスコアを出したし、純ジャパにしては悪くないスコア。
中でもWritingはほぼ満点を出せた、1番良いセクション。


なのにこのざまです。


いやー悔しかった。
本当に悔しくて悔しくて...。


でも、その時は諸々が重なってメンタルきてた僕は、完全に負のスパイラルに陥り...笑


「...たしかに考えてみればおれ英語全然出来ないし、成績も全然思う様に取れてなくて、ぱっと気軽に遊びに誘える友達もほとんどいないし....
え...おれただの底辺やん...英語も話せなくて勉強も出来ない友達もいない...ああ...

ああああああああああああ!!!!!!!!」



と、まあひどい劣等感に苛まれてました。





ふむ。






それでもやることはたくさん迫ってきていて。

readingはしないとさらに授業がわからない、課題出さないと単位落としちゃうし、Socialもこなさないと友達いなくなっちゃう、あ、でもこれじゃ全然寝れないや...


正直、留学2年じゃなくて来年にすればもっと苦労せずに済んだのかな...

とかも思っちゃいました。

でも、来年におれの英語がめちゃめちゃ出来る様になってるなんてわけはないし、自分でこの血迷った考えは一瞬で吹っ飛ばしました。笑


今まで、日本ではある程度なんとなく勉強すればしっかり結果もついてきてましたが、

ここまで劣等感に押し潰されそうになる日々は始めてです。


そこまで、留学はchallengingです。少なくとも、純ジャパで留学する人は覚悟しといた方がいいです。日本で一体毎日なにしてたんだってくらいこっちでは勉強します。笑

それに勉強だけじゃない。毎日自分の食べるものは自分で作って、洗濯もして風呂掃除も皿洗いも全部自分たちでするんです。


ただ、留学が辛いんだってことを伝えたいんじゃないんです!
皆がfacebookとか見て抱いた印象通り、楽しいこともたくさんある。日本じゃ出来ない様なことも既にたくさん経験出来た。

でも、そうやって目に見える部分だけを切り取って、「留学楽しそうだな、いいじゃん、行こ!」とか思って来たら、相当痛い目見ます。

やっぱり、「」が大切なんだなと、後から振り返ると感じたり。
ただ当時は精神的ダメージがでか過ぎて,,,,,w



でも、この劣等感からも学ぶことはあります!
完全に今まで井の中の蛙であったことや、「言葉が通じない」という極限状況でしか見えない本当の自分の弱さだったり、強みがきっとあるはず。
この劣等感の中でしか気付けないことがきっとあるはず。



僕もまだ、そういうのを探っている段階です。












なんなんだろう、おれの強みって。



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