2013年10月19日土曜日

william&mary #1

  初めまして。

慶應義塾大学法学部政治学科二年の柳瀬由里奈と申します。

2013年8月から、ウィリアム&メアリー大学に交換留学しています。 
ブログを書くのは初めてで、拙い文章にはなってしまいますが、少しでも留学の雰囲気を分かっていただければ幸いです。

今回はWilliam&Mary大学についてお話しします。


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●William&Mary大学(以下うぃりめり)について

 
  アメリカ東海岸にあるバージニア州(ニューヨークより南)のwilliamsburgというところにあります。 liberal artsの大学(一般教養科目に重点を置く大学)で、比較的小さな大学です。 生徒数が少なく、キャンパスも日吉と三田キャンパスを合わせたくらいしかありません。
気候は東京と似ています。夏は東京より少し日差しが強いかな程度で、冬は東京より少し寒いかな程度です。 湿度は東京と同じくらい高いです。 ただ梅雨の時期が5~6月ではなく、冬だそうです。 
アメリカで二番目に古い、歴史ある大学です。 日本ではあまり知られていませんが、偏差値の高い、難関校です。 就職先も比較的良いため、他の大学からtransferしてくる学生も多いです。 一番有名な分野はInternational Relationsで、そのほかGovernment、Marketingなども有名です。
  

     


  

 

  


   雰囲気は、とても落ち着いています。

まず、田舎なので自然が豊かです。 今は恋の季節なのか、二匹のリスがいちゃいちゃしているところをよく目撃します。また近くにはColonial Williamsburgという昔からの生活を営んでいる人たちが暮らしている場所があります。 18世紀?とかの生活なのかな、よくわかりませんが、昔風の服装をして、馬車を乗ったり、牛を飼ったりしています。 一番近い大都市はワシントンD.C.ですが、車で三時間かかります。 つまり、気軽にshoppingうぇいとか、partyうぇいとかはなかなかしにくいかなという感じです。




そして学生もとても真面目で、落ち着いている子が多いです。 宿題が多いことで有名な大学でもあるため、毎日みんなコンスタントに勉強しています。 週末のpartyはありますが、他の大学、特にparty school とかと比べれば、無に等しいかもしれません。
だから、派手なことが好きな人にはあまり向いていない大学かもしれません。
私自身生まれも育ちも東京なため、娯楽の少なさに少し物足りなさを感じることもあります。


しかし私は、この大学はとても魅力的な大学だと思います(*'▽')♡

その理由として、

♪先生方、職員の方、生徒、地元の人、みんなとてもフレンドリーで優しいです。
  

重たい荷物を運んでいたら、見知らぬ学生が手伝ってくれて寮まで運んでくれた回数は数知れず。 この間は、自転車のサドルの直し方が分からなくて困っているところを(カギを掛けないまま一週間放置していたら、サドルが高くなって返ってきました。)、親切なおじさまがわざわざ車から出てきて直してくれました。 それから、車の走るスピードがとてもゆっくりで、こちらが申し訳なくなるくらい歩行者優先です。 他にも、いろいろなところでみんなお互いに優しくし合っていて、ああ、いいところだなと思います。

♪先生方・職員の方の面倒見がとてもいいです。

小さい大学だからか、生徒ひとりひとりをとても丁寧にケアしてくれます。 大体の授業が少人数(10人前後)なため、先生はひとりひとりの名前を憶えてくれて、相談にも熱心にのって下さいます。 メールの返信も早く、丁寧なため、気軽に質問できます。 慶應との差に愕然とした点の一つです。(笑)  また、課題は多いですが、先生は生徒の状態に合わせて柔軟に対応してくれます。たとえば、1つの日にテストが複数ある場合、先生に交渉してテストを前もって受けさせてもらうことも出来ます。
職員の方もとても優しくて丁寧に対応してくれます。 生徒の要求に合わせたいろいろな部署があり、かならず誰かしらそこにいるため、誰に相談していいかわからない、ということが少なく、また詳しく相談に乗ってもらえます。 
例えば、writing center(課題のpaperを添削してくれたり、アドバイスをくれます。本当に親切でとても丁寧に対応してくれて、涙が出そうでした。)、
reves center(留学生の相談に乗ってくれます。とりあえず困ったことがあれば相談しに行けます。留学生ひとりひとりと面談を設けてくれたりして、支えてくれています。)、
career center(就職活動の手助けをしてくれます。色々な企業の人を呼んでこまめに講演会を開いたり、一年生のうちから気軽に参加できるような説明会をたくさん企画しています。その他スーツの貸し出し、電話でのインタビューをするための部屋の貸し出し、また志望理由書?や面談の添削が受けられます。わたしは一度もお世話になったことは無いですが、慶應とは充実度や生徒への広報度、熱心さは格段に違うと言わざるを得ません。)、
counseling center (メンタルの相談がタダでできます。生徒の40%以上が利用しているそうです。少しでも不安を感じるようなことがあったら来てね、待ってるから、という風に生徒にオリエンのときなど何度も伝えてくれます。本当に生徒一人一人を思ってくれている学校だなと思います。)

などが、特に私が感動したcenterです。
このほかにもいろいろあって、行くたびに毎回感動して帰ってきます。

治安がとてもいいです。

アメリカのなかでは、特に治安のいいところだと言えると思います。 図書館で勉強している最中や食事中に、財布やパソコンなどの貴重品を出しっぱなしにして席を立っても、誰も盗みません。
部屋の鍵も、かけていない人も多いです。 深夜に女の子が外をうろうろしていても、ほとんど事故は起こりません。 アメリカの大学では吸っているひとが多い麻薬なども、まったく見かけません。(現地の学生にも聞きましたが、吸っている人を見たことがないと言っていました。) 
治安がいいことに慣れた生徒たちは、家に帰るとその不用心さに親に怒られることがしばしばあるそうです。(笑)
もちろん盗難はあるし、麻薬をしている人だっていると思うので気をつけなくてはいけませんが、治安がいいのは、本当にいい点だと思います。

以上のとおり、うぃりめりにはたくさん素敵な点があります。 本当はもっとあります☺♪



でもなにより、わたしは皆が優しくしてくれることが本当に嬉しいです。 英語が下手で自信が無い私に積極的に話しかけてくれたり、生活や勉強面で助けてくれたり、いろいろなところに遊びにいったり、家に呼んでくれたり、毎晩お笑い見たり・・・(映画ではないところがミソ。笑) 

最初は、わたしと仲良くしてくれる人なんて見つけるのは大変だろうし、困ることだらけだろうし、でも聞ける人はいないだろうし、つらいことばかりでcounseling centerに通う日々になるのではないかと思っていました。
しかし、なんだかんだみんなのおかげで、毎日楽しく生きていくことが出来ています( 一∀一)♪



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William&Mary大学は、あまり日本では知られていませんが、とても素敵な大学で、学生たちも誇りを持って通っています。そのことを少しでも知ってもらえたらと思い、初回はうぃりめりの紹介とさせていただきました。
次回からは、留学生活や学業面、留学したかった理由などを突っ込んで話していけたらと思っております。

読んでいただき、ありがとうございました(*‘ω‘ *)🌷

これからも宜しければお付き合いください。


yurina :) ☆

  
  






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